Home » 未分類 » 2016年天文学会春季年会企画セッション「計算科学による惑星形成・進化・環境変動研究の新展開」のご案内

2016年天文学会春季年会企画セッション「計算科学による惑星形成・進化・環境変動研究の新展開」のご案内

category : 未分類 2015年11月13日 

2016年春季日本天文学会(2016年3月14日-17日)において、企画セッション
Z3「計算科学による惑星形成・進化・環境変動研究の新展開」を下記の要領で
開催します。ふるってご参加ください。

理化学研究所計算科学研究機構
牧野淳一郎
———————————————————————
開催趣旨:

惑星形成・進化の過程の理解に、計算機シミュレーションは大きな役割を果た
してきました。N体計算による暴走成長・寡占的成長の発見、ジャイアント・
インパクト、マントル対流計算による惑星進化の系統的理解等、シミュレーショ
ンが重要な役割を果たした分野は数多くあります。

しかしながら、近年においては、計算機の能力の進歩は続いているにもかかわ
らず、そのことが必ずしも直接にシミュレーションでできることの改善につな
がっていない面もでてきています。90年代初頭に比べて計算機は6桁性能向上
しているが、我々が行っているシミュレーションは量的にも質的にもそれに見
合ったものにはなっていないようにも見えます。

本企画セッションでは、「京」コンピュータにいたり、さらにはポスト「京」
コンピュータ等で実現される計算能力の向上を、いかにして惑星科学の量的・
質的な発展につなげるか、ということをテーマとし、このために、惑星形成・
進化、分子進化についての理論、観測、および数値計算手法についての発表を
募ります。それにより、計算惑星科学の将来計画についての総合的な議論を行
うことを目的とします。

基調講演者:
玄田英典 東工大地球生命研究所 惑星形成理論
林祥介 神戸大学惑星学専攻/CPS 大気・表層進化/固体惑星
石原 卓 名古屋大学大学院工学研究科 原始惑星系円盤乱流と微惑星成長
牧野淳一郎 理研 AICS 「京」とポスト「京」

講演申し込み:
講演を希望される方は、

11月30日(月)正午

までに keisan-wakusei-abs -at- mail.jmlab.jp 宛予稿をお送りください。予稿を
確認後受領の返事をします。2日経っても返事がない場合はお手数ですが再度
ご連絡ください。

予稿のフォーマットは天文学会年会ホームページ
http://www.asj.or.jp/nenkai/abs/
よりダウンロードしてご利用ください。

また、申し込みの際は以下の点にもご注意ください。

・本企画セッションでは口頭発表の(a)講演、口頭+ポスター発表の(b)講演、
ポスターのみの(c)講演を募集いたします。年会では、(a)講演は1人1講演
までとなっております。

・セッションの時間に限りがありますので、講演希望に添えない場合があるこ
とをご承知おきください。講演形式の変更を世話人からお願いする場合があ
ります。

・原稿をプレーンテキストとして、または添付して送ってください。コンパイ
ルが通ることを必ずご確認ください。

・通常セッション同様、講演申し込みをされた方は、講演登録費をお支払いい
ただきます。詳しくは天文月報や年会ホームページの年会のお知らせをご覧
ください。 

・非会員の方が講演をされますと、次回の通常セッションでの講演が非会員の
ままではできません。詳しくは年ホームページをご覧ください。
http://www.asj.or.jp/nenkai/nonmember.pdf

・その他ご質問等ありましたら、世話人までお願いします。

発表申し込み締切後、世話人がプログラム編成を行います。口頭講演希望者が
多い場合には、ポスター講演への変更をお願いする場合がありますのでご了承
ください。天文学会への申し込みは世話人が一括して行います。

皆様のご参加をお待ちしております。

世話人

ページトップへ戻る

comment closed

JMLAB

Copyright(c) 2015 JMLAB All Rights Reserved.