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2016/01/21 AICS Cafe (牧野チーム招聘回)

category : セミナー 2015年12月21日 

2016/01/07 AICS Cafe (牧野チーム招聘回)

  • 日時: 2016/01/21(Thu) 14:00-15:30
  • 場所: AICS 6F 講堂
  • 講演者: 堀田 英之(千葉大学)
  • 題名: 数値計算で挑む太陽黒点11年周期の謎
  • 講演要旨: 太陽は磁化した恒星であり、その表面では強磁場領域である黒点がしばしば観測される。磁場は太陽内部で乱流的なプラズマによるダイナモ運動により生成されていると考えられている。太陽黒点数には長らく謎となっている大きな謎がある。それは黒点数11年周期である。我々はまだ、このような美しい周期が何によってもたらされるか理解できていない。理解するための鍵は、太陽対流層内部にひしめく乱流的な熱対流にある。しかし、乱流は非線形で複雑な現象であるので、数値計算を用いた調査が重要となる。以前は、太陽対流層計算は大きな計算機を使う事や解像度を上げる事について問題を抱えていたが、音速抑制法と呼ばれる方法を採用する事で以前の問題を解決した。音速抑制法を用いる事で我々の太陽内部の理解は著しく向上した。講演では小さなスケールの大きなスケールの磁場を作るのにかかわる効果について説明する。
  • AICS Cafe オフィシャルページはこちら: http://www.aics.riken.jp/jp/outreach/aicscafe/

  • 講演者略歴
    http://v1.jmlab.jp/~makino/wordpress-3.5.1/wp-content/uploads/2015/12/hotta_photo_s.png 堀田英之: 東京大学大学院地球惑星科学専攻在学中に太陽対流層計算の方程式を見直す事で大規模計算機でも効率的な計算を実行可能な手法を提案した。その後、京コンピューターを利用する事で長らく謎であった太陽の表面勾配層を再現することに世界で初めて成功し、その維持機構を明らかにした。2014年3月に博士号を取得後は学術振興会海外特別研究員としてアメリカ合衆国High AltitudeObservatoryに滞在。太陽内部での磁場生成機構を研究し、これまで考えられていたよりも強い乱流的磁場が太陽内部に存在する事を明らかにした。2015年7月からテニュアトラック特任助教として千葉大学にて引き続き、大規模計算機を用いた太陽内部の研究をおこなっている。

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